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ゲストに感謝する師範

日曜日に開催された道場についてのブログ記事をイボとパンダと寄生虫の3名が書いておりますが、3人ともが判で押したようにゲストへの感謝を述べております。

イボからの感謝 https://www.gosen-dojo.com/blog/23938/

パンダからの感謝 https://www.gosen-dojo.com/blog/23933/

寄生虫からの感謝 https://www.gosen-dojo.com/blog/23934/

ゲストについて、一体どこの馬の骨かは知りませんが、偉大なる超大国アメリカからわざわざお越しいただいた方のようです。

その馬の骨の名はオラフだかピエール瀧だか、そんな感じの名前のおっさんで、日本語も多少は話せるようですが、熟議の場であるのですから当然通訳をつけてあげているのかと思いきや、銭が減るのがとにかく嫌いな代表師範は「日本語が出来るんだからいらんやろ」とマヌケな判断を下し、結果的にオラフはほぼほぼ地蔵状態であったといいます。

その上、質疑応答ではただ伝統についての持論を展開する奴が長々と演説をしてみたり、皇室についての陰謀論を語ったりする奴を野放しにしたりと、惨澹たるありさまであったようです。

しかし質問者ばかりが悪いわけではなく、参加者が投げかけた質問の意図をまったく理解出来ていないピエール瀧は頓珍漢なことを口走り、師範連中もそれをフォローすることなく、瀧のズレた回答に合わせて、見当違いな意見をモゴモゴと言い合い、なんだかよく分からないまま終了したらしいです。

そんなグダグダな進行であったにも関わらず、まるで大成功であったかのように取り繕う師範たちに同情を禁じ得ません。



3人のブログを読むと具体的な成果は何一つ無く、抽象的な賛辞を並べていて、笑えます。

パンダは言います。
《皆が真剣に彼の話に耳を傾けていました》
《思考をめぐらせながら聞いていた、という 参加者の発言があったけれど、確かにそうでした》
《ウケたけど、のちゾワッとくる。 笑ってる場合じゃねーーーーーッ と思ってしまった》
《いろいろと気づきの多い道場でした》


寄生虫は言います。
《概念そのものを考え直す必要があると何度も思わされた》
《「複雑さ」を認識して理解していくことでもあった》
《これは宗教心なんだろうなという風に思った》
《もう少し整理してみたいというモヤモヤが残った》
《研究者の本を思い出した》
《宗教じゃん……と思ったのだった》
《だから面白いと思う》
《だなあと思った》
《ありそうだ》


イボ爺さんは言います。
《氏の知的誠実さが素晴らしくて、それは誰もが認めるところ》
《日本の右派も左派も、結論を決め込んでいて、思想する気が全くない!》
《思考停止して、自分たちの世間で好まれる呪文を唱えているだけ》

イボに関してはいつも通りの主張をしているだけで、今回の「熟議」で何かが変わったというところはありません。
自分好みの結論を決め込んでいるからこそ、何の変化もないことを言っているのでしょう。

寄生虫などは、ただ思っているばかりで、今回の「熟議」で、現状どのような考えに至ったのか一切書いていません。

パンダが言う「気づきの多い熟議」であったのならば、何をどう気づいたのかを書かねば、道場を開いた意味がないでしょう。

まだ公論の結果は出ていないとしても、どこまで話が積み上げられているのか、毎回毎回発表しないのならば、何の為の話し合いなのでしょう。

ただとりあえず開催するというそれだけを目的にしていると揶揄されても反論出来やしないでしょう。


しまいにはパンダが飯の話をして終わりです。

昨日のまんぷく。 https://www.gosen-dojo.com/blog/23946/


今回話し合われたことが次回に活かされることはありません。
まるで公園の砂場で遊んでいるのと同じです。
今日作った砂のお城は明日来たら跡形もなくなくなっていて、明日は明日でまた一から作るのです。


たとえば、かなり前の道場で「いかなる理由があっても子供への体罰はいけない」との結論で終わったはずなのに、何の説明もなくイボはいつの間にかに再度体罰容認派に戻っていて、最近になって「わしは考えを改めた。体罰アカン!」などと言っていて、呆気にとられました。

イボは「わしは忘れっぽい」とよく公言していますが、道場で話し合われた内容さえ忘れて、考えを改めた筈の事柄が元の木阿弥になるということを繰り返しているのなら、一体何の為の「熟議」なのでしょうか?

ただやってる感を出して、社会問題を考えてるわしらはそこいらの衆愚とは違い、優れた人間たちなのだと思いたいだけでしかないと断言して差し支えないと存じます。


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コメント

上手い事いうね

鷲ヲさん初めまして。上手いこといいますね。正にその通りで、PDCAが無いんですよね。なにどうして運動として結果をだせるのか。結果は永遠にだせません。砂場遊びですか。

>今回話し合われたことが次回に活かされることはありません。
>まるで公園の砂場で遊んでいるのと同じです。
>今日作った砂のお城は明日来たら跡形もなくなくなって>いて、明日は明日でまた一から作るのです。

通訳手配も出来ない道場

海外ゲストを招くとなると本来ならば通訳手配も考えないといけないでしょうが、同時通訳レベルを手配となると十万円近くはかかる。
打ち上げ後の豪勢な食事には惜しまなくても公のための議論にとって本当に必要な経費をケチるのが公論道場。

もちろん単に金の話だけではなくて、事前に専門用語を通訳会社に送ったり話の運び方を日本側で取りまとめて外国人メインゲストに流れを示すなどをしておかないと話が行き当たりばったりとなる。
そのような行き当たりばったりはゲストに対して失礼なのだがそこら辺は考えない(と言うか出来ないか)のが道場のレベルと言えるでしょう。

イボが絶賛する遅延ブーやのぶみぃカリィにしても椅子並べとマウントの取り合いは出来てもセミナー運営は出来ないし、そもそも門弟という名のボランティア頼りではなくて秘書やドロヘドロがそのような黒子役を出来ればよいがそれが出来ないのがイボ企画のクオリティーなのでしょう。

もっとも師範という名の連中を見てもそのような段取りよく仕事が出来るかと言えば出来ないし嫌がるというのが正直なところでしょうか。
師範にしても適当に数時間座ってイボの顔色を伺っておけば゛メッシー君゛のイボから打ち合わせの時と打ち上げ後の飯の施しを受けることが出来る。
そして信者は議論の中身はどうでもよく、単にイボの御尊顔を有り難がるだけ。

色んな意味での道場の限界を改めて示してくれたのが今回の道場でした。

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